© 2016 by Konrad Yuki Hutter

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"良い姿勢" は、宗教に似ている

July 6, 2018

 

 

ハーモニー体操の指導をする時には、

”正しい姿勢” をどうすれば教えずにすむか、

といつも考えている。

 

 

より正確には、どうしたら、レッスンを受けている人が

”これが正しい姿勢なんだ!” と信じ込まないようにできるか、

という事に心を砕いている。

 

 

それは、長く痛みを抱えていたり、

パフォーマンスで伸び悩んでいる人など、

ある人が長く課題を抱えている人を観察してきた結果だ。

 

 

どうも、その人の中に ”これが正しい姿勢(動き)” だ、

という信念があるらしい。しかも多くの場合それは、

誰かに教わったものであるらしい。

 

 

その教わった ”正しい姿勢” が伸び悩ませる原因となっている

と思うようになったからだ。

 

 

”正しい姿勢” という信仰は、自分で作り上げている場合もある。

 

例えば、その人がある姿勢をとる事で、

職場やスポーツ・ダンスの習い事の教室で生き延びる事ができた、

そういう姿勢を手放すのはとても難しい。

 

 

健康や美容の分野には、根強く ”正しい” "良い" 姿勢というものがはびこっている。

運動指導・健康指導に関わる者も、善意で、正しい姿勢を教えようとするから厄介だ。

 

 

いくらその人が教える”正しい”姿勢を取っていても、ずっと同じ姿勢をとるならば、

必ず疲れる。その際、動物は自然と別の姿勢をとるが、”正しい姿勢” が刷り込まれている人ほど、

その姿勢に執着して、変えようとしない。結果、痛みが長引いたり、課題から抜け出せなくなる。

 

正しい姿勢は、今は使える。でも、その教えがいつかその人の足を引っ張る事になるかもしれない、

そういう可能性について、指導者は考えておきたいものだ。

 

正しい姿勢を教えている人が、痛みや限界を作り出している、

とまで僕は思っている。

 

 

あらゆる姿勢は、別の場面では使い勝手が悪い可能性がある。

 

 

リュックを背負っている、足を怪我している、荷物を持っている、

階段を降りる時・上る時、自転車を漕ぐ、狭い道を歩く時、雪道・坂道、

人混みを歩く、探し物をする、腰に疲れが溜まっている時、傘を持っている時、

子どもと一緒に歩く時、相手を威圧する時、和ませたい時・・・

 

 

その時に、有効な姿勢はみんな違う。当事者が、状況に合わせて自分で探していけるように指導する、

そういう指導者に出会える可能性は本当に低い。

 

 

くどい、くどすぎるけど、もう一度。

 

 

思想の統制は必ず、姿勢を統制する。

痛めていても同じ姿勢をとり続ける、

それは誰かが ”正しい姿勢” を教えたからだ。

それは宗教だ。”正しい姿勢” はアヘンだ。

 

私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔)

 

 

 

 

 

 

 

 

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